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アスリートサポート

「What」だけでなく「How」
  にフォーカスした栄養管理

源ガブリエル モデル/横浜FC通訳

通訳・モデル・サッカー選手としてマルチな活躍をしている源ガブリエルさん。出会ったのはガブリエルさんが大学1年の時です。食事もトレーニングもストイックに行っていた一方で、コンディションは全く上がらず、試合に出られない日々が続いていました。血液検査から「消化液の不足」という点と、栄養コーチングの中から「食事を作業」としている点が分かり、その課題にアプローチをすることにしました。

消化・吸収されなければ意味がない

岡田:初めて出会ったのは、まだガブちゃん(源ガブリエルさんの呼び名)が大学1年生のころだったかな?
ガブ:そうですね。あの頃、クリスティアーノ・ロナウドの身体に憧れて、筋肉を付けるならボディビルダーみたいに糖質を制限して、肉とバナナとオートミールばかり食べることが大事だと思っていました。
岡田:食事記録をつけながらストイックに管理していたけど、食事内容は相当偏っていたよね。笑
ガブ:ひどかったですね…。でも一度も自己流を否定せずに、自分の尖った思いを受け止めてもらった上で、もっとより良い方法があるとアドバイスしてもらえたことが印象に残っています。出会ってから2年ぐらいして、『栄養』の必要性がストンと自分の中に入ってきて、竜一さん(岡田の呼び名)に栄養コーチングをお願いしました。

岡田:大学4年からは、社会人リーグでプレーして得点王にもなったよね!
ガブ:大学3年まで出場機会は一度もなかったです。練習試合にも連れて行ってもらえなかった自分が、竜一さんに栄養コーチングしてもらうことで、県リーグの得点王になり、チームの優勝にも貢献できました。実は竜一さんに出会うまでは口から入ったものが全て栄養になると思っていたけど、体に吸収されないと栄養ではないということがきちんと理解できました。この違いを理解できたことが一番大きな変化です。
岡田:その部分は本当に重要なポイント。食事内容を徹底的に管理しても、消化・吸収のトラブルが改善されずに結局コンデションが上がらないアスリートは沢山いると思うよ。
ガブ:一般論や教科書通りではなくて、栄養の吸収できる許容量は個人差が大きいということも竜一さんから学びました。『個』にフォーカスしてもらい、消化・吸収するためのポイントを見つけられた!と実感しています。

一人ひとりに寄り添った栄養コーチング

ガブ:以前はネットに出回っている情報を自分自身で勝手に解釈した食事を実践していました。それに加え、そもそも栄養にお金をかけたくないという考えも。でも、結果を期待されるポジションになるにつれ、『食』に対する意識は変わりました。パフォーマンスを上げる『食』を提案してもらいながら、竜一さんと二人三脚で挑戦できたことが結果に繋がり、より納得感がありました。血液検査で長期間にわたって貧血の診断がでていたので、「体質だから仕方がない」と諦めていましたが竜一さんからの栄養コーチングで改善できてたことはとても大きかったです。
岡田:血液検査の結果から、鉄欠乏性の貧血ではなく、タンパク質とビタミンB群の欠乏が原因の貧血だとわかり、アプローチの方向を変更できたことが分岐点だったね。
ガブ:竜一さんの言葉を信じて食生活を改善したら数値は回復し、さらに継続したらアスリートレベルまで数値が上がり驚きました。諦めないでよかったです。食品中の栄養素のバランスにフォーカスする人は沢山いるけど、竜一さんは一人ひとりに寄り添ってきちんと体に吸収できるまで考えてくれる栄養コーチングのスペシャリストです。

食環境整備とメンタル面のサポート

ガブ:腸と脳はつながっていることも竜一さんに教えてもらいました。それまでは楽しく食べることを意識せず、食事は栄養補給のための作業だと考えていました。
岡田:消化吸収はメンタルとの関係が深いから、どんな環境で、どんな気分で食べたかという部分が栄養状態に大きく左右してくる。悩みごとをしながら食べる食事と、仲間と楽しく食べる食事では全く違う結果になるので、What(何を食べたか?)よりもHow(どのように食べたか?)がより重要だと感じています。
ガブ:幼い時から、トレーニングをして決まった量をきちんと食べ続ければ、結果が出ると思っていました。しかし、実際は食事をとる時の環境やメンタル面を変えてから明らかにパフォーマンスが変わりました。メンタルの面までサポートしてくれるのは、本当に心強いです。

源ガブリエルさんは、「消化液の分泌が少ない」うえに「食べることが作業」になっていたため、しっかりと食べているも関わらず消化・吸収できていませんでした。不調の原因になっていたこの2点を改善することで大幅にコンデションが向上し結果が出るようになりました。一人ひとり異なる消化の個性や状況を理解して、適した栄養アプローチを行うことで選手の可能性は飛躍的に引き出されます。

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